平塚男児暴行死、来年1月に初公判

 平塚市の無認可保育所で2015年12月、生後4カ月の男児が暴行を受けて死亡した事件で、横浜地裁は24日、傷害致死罪で起訴された元職員の保育士の男(35)=横浜市戸塚区=の裁判員裁判の初公判を来年1月22日に開くと発表した。2回目以降の公判期日は明らかにされていない。

 起訴状によると、被告は15年12月6日午前0時10分〜同4時半ごろ、保育所内で男児の頭部に暴行を加え脳挫滅で死亡させた、としている。

 被告は、預かった別の女児15人に対する強制わいせつや児童買春・ポルノ禁止法違反の罪でも起訴され、現在横浜地裁で公判中。これまでの公判前整理手続きで、傷害致死罪の公判は分離して審理されることが決まっていた。

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