松浦市は24日、12月1日開会予定の定例市議会に提出する総額約2億6100万円の本年度一般会計補正予算案など30議案を発表した。新設する「子育て支援基金」の積立金として1400万円を計上。補正後の一般会計予算総額は約201億7300万円で、前年同期比4・1%減。
市は子育てしやすい環境の整備を目指し、不妊治療の費用や高校生までの医療費の助成などに取り組んでいる。基金創設は安定的な財源を確保することで事業の推進を図る狙いがある。
今福町の今福児童遊園の遊具を改修する事業費として2100万円を盛り込んだ。電源立地促進対策交付金を活用し、老朽化したブランコや鉄棒などを新しくする。
市議会運営委員会は同日、定例会の会期を12月1~13日までの13日間と申し合わせた。