V・ファーレン長崎 MF古部、GK三浦が退団

 V・ファーレン長崎は25日、MF古部健太(32)とGK三浦雄也(28)の契約満了に伴う退団を発表した。両選手とも現役続行を希望しており、新たな所属先が決まり次第、発表される予定。

 古部は、V長崎が日本フットボールリーグ(JFL)で戦っていた2012年に加入。JFL優勝を果たしてJ2参入に貢献したほか、J2でも2度の昇格プレーオフ進出の原動力になった。2年ぶりにV長崎に復帰した今季は故障などもあり、リーグ戦出場は10試合だった。クラブを通じ「合計5年間ありがとうございました。個人的には苦しいシーズンだったが、いつもファンの方の声に励まされた」などとコメントした。

 三浦は15年から所属。今季のリーグ戦出場はなかったが、天皇杯1試合に先発した。クラブを通じ「チーム状況が悪いときも『次、頑張ろう』と迎えてくれるゴール裏が好きだった。来シーズンが最高の航海になるよう祈念する」などとコメントした。

 また、V長崎は同日、MF幸野志有人(24)が左足首、中村慶太(24)が両足首の骨の鏡視下手術を受けたと発表した。全治は未定。

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