中国東部・浙江省寧波で大規模爆発 数十人が死傷(11/26)

複数の報道によると、現地時間26日09:00(日本時間10:00)頃、中国東部・浙江省寧波江北区で大規模な爆発が発生し、建物が倒壊するなどして、数十人単位の死傷者が出ている模様です。【26日23:30現在、各種報道からレスキューナウまとめ】

■事象概要〔CCTV・AFP・時事など〕
・上海の南に位置する港湾都市・寧波で26日09:00頃、廃品を回収する作業を行っていた空き地で大規模な爆発が発生。キノコ雲も発生したという。
・爆風で窓ガラスが割れるなど周辺で家屋被害多数。建物数棟が倒壊しているとの情報も。
・現場は取り壊しのため居住禁止区域に指定も、廃品回収業者が作業を行っていた。

【人的被害】
・現地当局者の情報として、少なくとも死者2人・行方不明2人。
・30人余りが病院搬送されている。4人が重傷の模様。

【邦人安否】
・浙江省を管轄する上海の日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。

■中国で最近起きた爆発事案
・2017年2月 8日23:00(日本時間 9日00:00)前、安徽省銅陵市の化学工場で大規模爆発、付近住民ら少なくとも7人負傷。燃料油の発火が原因とし、危険な化学薬品の流出などは確認されていないとしている。
・2015年8月12日23:00(日本時間13日00:00)頃、天津市浜海新区の危険物倉庫で火災が発生、消火作業中に大規模爆発が発生。消防隊員や付近住民など死者165人・負傷者約800人。

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