着やせするニットの選び方。スタイルアップの法則は?

着やせして見える、ニットの正しい選び方を5つ伝授。早速見ていきましょう!

着太りしない! 痩せて見えるニットの法則5

ニットが恋しい季節になりました。あたたかくて、ファッション性にも優れているニットは、これからの時期重宝するアイテムです。ですが、その素材ゆえ、着太りしてしまう可能性も……。今回は、着やせして見える、ニットの正しい選び方を5つ伝授。早速見ていきましょう!

膨張色は、薄手のハイゲージニットで着ぶくれ防止

出典:WEAR

パステルカラーのような明るい色や薄い色、今季トレンドのレッドやオレンジ、ピンク、イエローなどの暖色系の色は膨張色と言われ、その物を膨張させ大きく見せます。ですので、ニットといったボリューム感のあるアイテムでそのカラーを取り入れると、太って見えてしまうことがあるので、注意が必要です。膨張色のニットをコーデに投入したい場合は、ハイゲージといった薄手のものを取り入れると、着やせして見えておすすめです。今はあったかインナーが豊富なので、薄手のニットでも、それほど寒さを感じずに着こなせます。

カラーニットは、程よい肌見せで抜け感を出す

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コーデ全体が暗くなりがちな冬。そんなとき上手に活用したいのが、コーデに投入した途端、明るさを醸し出せるカラーニットです。今季トレンドのレッドや鮮やかなブルーなどのカラーニットは、Vネックのものを選んで、肌見せで抜け感を出すと、今っぽく着られます。とくに膨張して見えるパステルカラーのニットは、適度にタイトでデコルテが見えるものをセレクトすると、こなれ感が出てGOOD。ゆったりめのニットを着たい場合は、腕まくりして手首を見せたり、デコルテをすっきり見せてくれるデザインを選ぶといいでしょう。

黒ニットは、首つまりを回避してデコルテを出す

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黒ニットは着やせして見えるのですが、圧迫感が出やすく、どうしても重たい印象になりがちです。Vネックをセレクトしてデコルテを出すと、首が長く見えて、小顔効果が狙えます。首が詰まったタートルネックだと顔が大きく見えがちなので、Vネックなどで顔回りをスッキリさせるのがおすすめです。Vネックなどからチラリと見える鎖骨は、品のある女性らしさを醸し出してくれます。また、手首や足首など、どこかで肌の露出を増やしてあげると、垢抜けた印象になります。ヘアもまとめるなど、全体のバランスを調整するのがポイントです。

盛りニットは、下半身をスッキリまとめて

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夏に大流行した「盛り袖」が、引き続きトレンドに挙がっています。今季は盛り袖ニットとして、店頭に数多く並んでいます。盛り袖ニットは、上半身にボリューム感が出るので、ボトムスはスキニーやテーパードパンツ、タイトスカートなど、スッキリとしたシルエットのものと合わせるとバランス良く決まって◎。

ゆったりニットは、ウエストINで今っぽく

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簡単にこなれ感が出せるスタイリングとして、引き続き人気なのが、トップスをボトムスにINすること。これを実践するだけで、おしゃれ上級者の風格を漂わせることができます。ハイゲージニットの場合は、ボトムスに裾全体をINして、ボリューム感のあるローゲージニットの場合は、裾の前だけINするなど、着こなしに変化をつけるのがおすすめです。

以上、着やせして見える、ニットの正しい選び方を5つ伝授しました。早速、これを参考に、この冬のニットコーデを成功に導いてくださいね!

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【取材協力】

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(文:遠藤 友香)

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