東海大学女子バレーボール部の部員6人が27日、秦野署のキャンペーンに参加し、神奈川県秦野市の小田急線秦野駅前で振り込め詐欺防止を訴えた。
女子バレー部の合宿所が市内にあることから、男子バレー部OBの署員が「詐欺被害をブロックしてもらおう」と協力を依頼した。部員6人は署員ら20人とともに、駅利用者に振り込め詐欺防止にちなんだふりかけとチラシを配り、注意を呼び掛けた。
参加した4年生(21)は今年5月に親族が100万円をだまし取られた。「被害は身近に起きている。家族間で日ごろからしっかりと連絡を取り合って、被害を防いでほしい」と話していた。
市内では今月26日現在で36件計5323万円(前年同期比8件減、2797万円増)の被害が発生している。