反基地団体が原因究明求め要請 米軍輸送機墜落事故

 米原子力空母「ロナルド・レーガン」艦載のC2輸送機の沖ノ鳥島沖での墜落事故を受け、県央地域の住民らでつくる反基地4団体は29日、米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)に原因の早急な究明と報告を求めた。3団体は基地前で抗議活動を行い、ロイド・マック基地司令官宛てに文書で要請した。

 また、昨年12月の沖縄県名護市沖での輸送機オスプレイの不時着などに触れ、同機の飛来中止なども求めた。

 米側は人員・物資輸送のため、4〜6機のオスプレイが25日から12月3日、ロナルド・レーガンと厚木基地を往復するなどと日本側に伝えていた。25日夕方から29日までに3機の飛行が確認されている。

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