12月は厳しい寒さと大雪か

東京都内の紅葉は見頃を迎えましたが、色づきにむらがあり、例年よりも艶やかさがないように感じています。
それもそのはず、今年の秋は長雨に、日照不足が深刻で、秋晴れがなかったと思われても仕方のない秋だったのかもしれません。この秋の降水量は東京で約790ミリと2004年以来13年ぶりの多雨でした。

明日から12月。今年最後の月はどんな天気になるのでしょう?
最新の1か月予報天気図によると、来月半ばにかけて強い寒気が流れ込む予想です。「平成18年豪雪」を思い出させるような大雪と厳しい寒さがやってくるかもしれません。

気象予報士・片山 由紀子

画像について:30日午前10時10分の衛星画像。

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