『Gazzetta dello Sport』は29日、「元イタリア代表DFジャンルカ・ザンブロッタは、ガットゥーゾはファビオ・カペッロに似ていると話した」と報じた。
先日ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を解任したミラン。プリマヴェーラからジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を昇格させることを決めた。
かつてイタリア代表とミランでともにプレーしたザンブロッタ氏は以下のように話し、ガットゥーゾとカペッロは似ていると語ったという。
なお、ザンブロッタは今年江蘇蘇寧でカペッロ氏のアシスタントとして働いていた。
ジャンルカ・ザンブロッタ 「今夏ミランが行った準備と補強を考えれば、現在の調子は全く驚きだね。
この夏にクラブがいくら費やしたか。そして、どれだけの困難が生じたか。監督を変えることは考えられないことではない。
私もこの監督という仕事をしているから、そういうものだというのは分かっている。モンテッラは残念だけどね。
しかし、私は同時にリーノ(ガットゥーゾ)の喜びも感じるね。
彼はミランに多くのものをもたらし、そしてミランから多くのものを得た男だ。クラブの歴史を知っているし、『ミラン魂』の何たるかを理解している」
ジャンルカ・ザンブロッタ 「彼の覚悟とキャラクターは、価値がある。チームのためにプレーさせるにはどうすればいいか、彼は知っている。最も難しい時でもだ。
監督として、彼はピサ、OFIクレタ、パレルモを率いてきた。彼は恐れない男であり、仕事に対する重要な覚悟がある。
私は、選手としての彼はよく知っているが、監督としてはそれほどではない。しかし、その間に彼が変わってしまったとは思えないね。
似ている監督はいるか?キャラクターや方針を考えれば、ファビオ・カペッロだね。
どちらもカリスマ性があり、面と向かって何かを言うことを恐れない。勇気を持ってサッカーに生きている。
私とともにプレーしたチームメイトは、同じ戦術的インスピレーションを持っている。
グアルディオラ、コンテ、デシャン。彼らはコーチとして活躍している。
ガットゥーゾは彼らよりモチベーターとしての資質を持っている。しかし、彼がいい監督にならないと思っているわけではないよ。
選手が彼のために火中へ飛び込んでいくところを見られるはずだよ。勝利という目的を達成するためには、様々な道がある。
どれが最高のメソッドなのか、それを言うのは難しい。しかし、ガットゥーゾは間違いなく自身のものを持っている」