「20」のゴールが生まれた、明治安田生命J1リーグ第33節。今節もその中から編集部Tが独自にベストな“一発”を選出してみたいと思う。
まず第三位は、サンフレッチェ広島MF稲垣祥だ。
ヴァンフォーレ甲府から加入した今季は出場機会を掴むだけで苦戦していた印象だが、後半戦にレギュラーポジションを奪取するとチームの残留に貢献。
前節のヴィッセル神戸戦に引き続き今節のFC東京戦でも鮮やかなゴールを見せてくれた。
おそらく、パスを受け取ったワンタッチ目は理想としているものではなかっただろうが、すぐに修正して、なおかつ正確なシュートを放った技術は評価されてしかるべきだ。
続いて第二位は、アルビレックス新潟MF加藤大。
その圧倒的な運動量ばかりが注目されるが、この男は高精度の左足を兼ね備えていることを忘れてはならない。
清水エスパルスのGK六反がシュートのタイミングを取り損ねたとは言え、そのFKは精度威力共に抜群であった。
そして、最後に第一位だが、今回は横浜F・マリノスMF天野純を選出した。
前節は原川力のFKをベストゴールに上げて「新時代のFKアーティスト」と称したところだが、“AJ”こと天野純もその一人に入るだろう。
ベガルタ側にもいくつかのミス(壁の作り方、GK関の判断など)があり、本人も「完璧な一撃」とは評価しないかもしれないが、あの距離からファーサイドのゴールを射抜くことは簡単ではない。
一度ゴールマウスから外れたかのように見えた刹那、鋭く曲がって落ちたその弾道は、まさに“芸術作品”のようであった。
なお、『DAZN』でも毎節独自にベストゴールとベストセーブを選出しているが、今節は以下の通りだ。
▼『DAZN』選定J1ベスト5ゴール
1位:稲垣祥(サンフレッチェ広島)
2位:杉本健勇(セレッソ大阪)
3位:加藤大(アルビレックス新潟)
4位:北川航也(清水エスパルス)
5位:天野純(横浜F・マリノス)
▼『DAZN』選定J1ベスト5セーブ
1位:林卓人(サンフレッチェ広島)
2位:中村航輔(柏レイソル)
3位:飯倉大樹(横浜F・マリノス)
4位:曽ヶ端準(鹿島アントラーズ)
5位:中村航輔(柏レイソル)
同様にJ3は以下の通りだ。
▼『DAZN』選定J3ベスト5ゴール
1位:保崎淳(SC相模原)
2位:一美和成(ガンバ大阪U-23)
3位:永畑祐樹(鹿児島ユナイテッドFC)
4位:藤本憲明(鹿児島ユナイテッドFC)
5位:樋口寛規(福島ユナイテッドFC)
▼『DAZN』選定J3ベスト5セーブ
1位:林瑞輝(ガンバ大阪U-23)
2位:大西勝俉(アルスクラロ沼津)
3位:ジョニー・レオーニ(栃木SC)
4位:高橋拓也(ギラヴァンツ北九州)
5位:佐藤隼(藤枝MYFC)
皆さんのベストは?