昨夏にパリ・サンジェルマンからチェルシーに復帰したDFダビド・ルイス(ブラジル代表)。不動のセンターバックとして昨季のプレミアリーグ制覇に貢献した同選手だが、10月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節(ローマ戦)で途中交代を命じられて以降、アントニオ・コンテ監督との確執が表面化。直後に行われたプレミアリーグ第11節(マンチェスター・ユナイテッド戦)でベンチ外の扱いを受けたことから、同クラブ退団への気運が高まっている。
こうした状況のなか、レアル・マドリードが同選手の獲得に近づいたことが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。既にレアル側が同選手との合意を取り付けたほか、チェルシー側に買い取りオプション付きのローン移籍を打診している旨が併せて報じられたことから、一連の噂の信憑性が高まっている。
22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節(カラバフ戦)で先発復帰を果たしたものの、直後に行われたプレミアリーグの2試合で出場機会が与えられなかったルイス。コンテ監督との関係が冷え切っていることが予想されるが、このまま移籍する運びとなるのだろうか。交渉の行く末に注目したい。