日本遺産 三笠に興味を オリジナル商品販売

 旧軍港4市(横須賀、呉、佐世保、舞鶴)で認定された日本遺産に興味を持ってもらおうと、京急線横須賀中央駅近くの三笠ビル商店街でオリジナルの包丁と革靴が12月2日から販売される。

 4月に記念艦三笠が日本遺産に追加認定されたのを記念したキャンペーンの一環。日露戦争で活躍した三笠を広く知ってもらおうと、同艦をモチーフにして製作された。

 包丁(税込み2万2千円)は、菊秀刃物店で販売。表面の模様がさざ波のようなダマスカス包丁に、三笠のシルエット、Z旗、日本遺産のロゴマークが印字されている。

 革靴(税込み4万1040円)は、地球堂靴店でオーダーメード。同艦体の色であるグレーと赤で作られ、中敷きには同艦のイラストがデザインされている。

 2日午後1時半からは、市史資料室の職員の佐藤明生さんを招いて日本遺産をテーマにした講演会も地球堂靴店で開かれる。問い合わせは、市観光企画課電話046(822)9672。

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