野球に親しんでもらおうと、プロ野球・横浜DeNAベイスターズは2日、横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンドで親子向けの野球教室を開いた。19年ぶりの日本シリーズ進出に貢献した神奈川大出身の浜口遥大(22)、尾仲祐哉(22)の両新人投手が講師を務め、子どもたちとふれあいながら野球の魅力を伝えた。
主催したジュピターテレコム(J:COM)の加入者から50組100人の親子が参加し、的当てゲームやゴムボールを使ったティー打撃などを楽しんだ。
両選手への質問コーナーでは野球少年の「小学生の時に戻ったら何をするか」との問いに、浜口投手は「うまくなるには楽しむことが大事。好きな野球を目いっぱい楽しむ」などとアドバイスを送った。
浜口投手は「野球人口が減っていると言われる中、僕たちが広めることは大事」と実感を込め、ベイスターズファンという男児(11)=東京都板橋区=は「プロ野球選手に声をかけてもらえてうれしかった」と目を輝かせた。