自分で稲刈り「早く食べたい」

 子どもたちが6月に田植えをして4カ月。黄金色に輝く稲穂は、収穫の時期を迎えた。

 長崎市神浦下大中尾町の大中尾棚田。稲刈りは最初、鎌でしていたが、広すぎるためコンバインを導入した。最初にやってみたいと手を挙げた小西叶愛(とあ)さん(10)は「思ったよりも機械が重かった」と言いながらも笑顔で操作。刈り取った稲が次々と束ねられていく工程に「すごい!」と感心していた。最後は天日で自然乾燥させる作業に汗を流した。

 「早く食べたい」。自分たちで刈ったお米は、さぞかし、おいしいだろう。食卓に並ぶまで、待ち遠しい。

黄金色の稲穂を「思ったよりも重い」コンバインで刈り取る笑顔の小西さん=長崎市神浦下大中尾町

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