これで打ち勝つ!オススメのストレス解消法

過度のストレスで心と体を痛めつけてしまわないようにストレスをコントロールするコツがいくつかあります。

仕事のノルマと人間関係の織り成す緊張の中、肩につかれをどっと感じる時がないでしょうか? そうです、現代はストレス社会なのです。この社会を生き抜くためにストレス・コントロール術で武装しましょう。

あなたのストレス度はどの位?

最近、あなたの心と体の調子はどうですか? もしも「疲れた!」が口癖になっているようならストレス赤信号!

ストレスがたまると笑顔も自然でなくなり美人度も減少してしまいます。ストレスを制してモテ運を上昇させましょう。そのためにはまず自分のストレス度をチェック!

ストレスのサインには以下のようなものがあります。

・イライラする

・怒りっぽくなった・仕事に集中できない・口数が少なくなった・記憶力が低下した ・肩や首がこったり頭痛がする・食欲が落ちたり、過食してしまう

・眠りすぎたり、眠れなくなったりする・お酒の量がふえた …etc.

 どうですか? 意外と該当する項目が多いのではないでしょうか?

ストレスが深刻かどうかの目安としては普段どおりの生活を送れているか否かが重要です。

例えば、「イライラして仕事がこなせない」、「よくかっとなって声を荒立てしまう」場合はストレスにやられてしまっています。また、ストレスに対して一時的に上記のような症状はよく現れますが、慢性的になると問題です。ストレスの元となるライフイベントがいろいろ起きたと思われます

何があなたのストレスの原因?

ストレスのかかる状況にはどんなものがあるでしょう? 例えば、「義理の親と同居している」、「仕事のノルマが厳しい」などは強いストレスですね。

ストレスのレベルを100点満点とすると、あなたはどのくらいのポイントを与えますか? 「義理の親と同居している」ストレスには100点あげたい人もいれば40点でいいという人もおられるでしょう。

このようにストレスのかかる状況に点数をつけたものに米国で開発されたSRE尺度というものがあり、ストレスの状況を計量化するために使われています。

この尺度は42個のストレスとなる項目からなり、過去一年間の合計ポイントが200以上でハイレベル、300以上でバーンアウトのレベルと判定します。ポイントの高い上位10項目をあげてみますと

SRE尺度の上位ポイント10項目

・配偶者の死(100)・離婚(73)・別居(65)・親近者の死(配偶者を除く)(63)・刑務所(63)・怪我・病気(53)・結婚(50)・リストラ(47)・仕事を引退(45)・配偶者と結婚の問題に関する話し合い(45)

このSRE尺度には家庭を大切にするアメリカ的価値観が現れているので日本的文化と比べると興味深いと思われます。

過去1年間に三回リストラされてもハイレベルなストレスとみなされないとは、さすがアメリカ人ですね。

ストレス解消 これは○? それとも×?

・アルコール× 

一時的に気分が良くなっても心の問題の解決とはなりません。飲酒の量が増えて依存症になりやすく問題を上積みするだけです。

・買い物△

頑張った自分には御褒美を買ってあげたいですよね。ショッピングは良い気晴らしになりますが、衝動買いにはご注意! 後で後悔しないようにイライラしている時にはお財布にお金をあまりいれないほうが良いですよ。

・軽い運動○

リズムに乗せて体を動かすダンスなども良いアクティビティですね。脂肪燃焼効果でダイエットもでき一石二鳥です。

・気功△

気功は中国古来からの健康法ですが、気孔を行う際には精神を集中させます。ストレスがかかっている時にはうまく精神が集中できないので心がリラックスしている時にするのが良いと思います。

・カラオケ○

仲間とワイワイ歌って日頃のストレスを吹き飛ばし最高ですね。

入浴○

皆様はお風呂好きですか? 入浴法はぬるい湯に30分程度が良いといわれています。退屈しないで30分もお湯につかっているのは難しいかもしれませんね。

おすすめのストレス解消アクティビティ

・マッサージ

凝っている肩、首筋、背中の筋肉をパートナーにほぐしてもらいましょう。愛情も感じられてオススメです。

・旅行

たまには、仕事の事や日常のゴタゴタなどは頭の外に放り出して旅に出るのもいいですね。旅先の美しい自然、文化を楽しみ、おいしい食事もはずさない。家路につく頃には心もリセット! さあ、また頑張りましょうね。

・太極拳

中国では毎朝、公園に集まって太極拳をする人々の姿が見られます。動きも緩やかであらゆる年代の方が楽しめます。独特なスローな動作と共にストレスを吐き出すのはいかが。

もしもストレスが手強い時には

ストレスが強くなると心の病気が起こりやすくなります。気分のすぐれない「うつ病」、パニック発作などが起きたり胃潰瘍、喘息など体に症状が現れたりします。このような時には迷わず専門家の力を借りましょう。

(文:中嶋 泰憲)

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