三菱重工の分社化2社名、「三菱造船」と「三菱重工海洋鉄構」に

 三菱重工業は、来年1月1日付で発足させる造船関連の新会社名を「三菱造船」と「三菱重工海洋鉄構」に決定したと発表した。

 2社は重工の船舶・海洋事業部とすでに分社済みの三菱重工船舶海洋、三菱重工船体を再再編し発足させるもの。船舶・海洋事業部を本体から全て分社し、三菱重工船舶海洋の一部事業を加え長崎、神戸、下関の3拠点を持つ造船専業会社「三菱造船」となる。従業員数は約900人で、本社は横浜市に置く。

 三菱重工船舶海洋の残る事業と三菱重工船体を併せた「三菱重工海洋鉄構」は長崎造船所香焼工場を拠点に大型船の建造と海洋構造物の製造を担う。本社は長崎市に置く。

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