厚木市内にホームステイ中のニュージーランド(NZ)の高校生15人が5日、市役所を訪れた。2020年の東京五輪・パラリンピックで、同市がNZのホストタウンに登録されていることから企画された交流事業で、生徒は小林常良市長に滞在中の様子を語り、先住民族の伝統舞踊「ハカ」も披露した。
訪れたのは、NZ南部・ダニーデン市のオタゴ州立キングスハイスクールの生徒15人と教師ら。1日から13日まで滞在予定で市内大学での文化交流のスケジュールなどが組まれている。
生徒らを出迎えた小林市長は「ホストタウンの縁を機に友好を深めたい。ようこそ」とあいさつ。生徒らは勉強中という日本語で「どうぞよろしくお願いします」と話した。来日して口にしたすき焼きやみたらし団子、みそ汁など日本の食について語り合った。
高校生(16)は市の印象を「ホストファミリーが親切で厚木市のことが好きになった。買い物にも行きたい」などと話していた。