キングタクシー（長崎市）は今月から、トヨタ自動車製の新型タクシー専用車「ＪＰＮ ＴＡＸＩ（ジャパンタクシー）」１台を県内で初めて導入した。高齢者や障害者が利用しやすいユニバーサルデザイン（ＵＤ）が特徴。同社は４５台のタクシーを順次、同車に切り替える方針だ。
同社のＵＤ車両導入は初めて。初乗り料金は従来と同じ５１０円。
新型タクシーは４人乗り。電動スライドドアを採用し、乗降口には手すりを装備。後部座席は車椅子のままで乗車できる。
燃料に電気と液化石油ガスを併用するハイブリッド車。価格は現行のタクシー専用車より約１・５倍割高だが、１台あたり年間約７０万円の燃料費削減が期待できるという。同社の洲崎政範常務は「誰もが乗降しやすく環境にも優しい。広く市民に利用してもらいたい」と話した。
【編注】洲崎政範常務の崎は、大が立の下の横棒なし
