寒気 来週にかけて居座る予想 農作物や健康管理に注意を

 

真冬並みの寒気が流れ込んでいる影響で、6日午後も全国的に気温が平年を大きく下回る見込み。あす7日(木)も北日本を中心に冷え込みが強く、週末以降も寒さの続く地域が多くなりそうだ。
 
 6日朝の最低気温は、全国のおよそ6割の地点で氷点下となった。北海道の北見市-17.4℃、東京都八王子市-0.5℃、宮崎市-0.4℃、京都市0.2℃、東京都心2.8℃、福岡市3.6℃など、いずれも今シーズン一番の冷え込みだった。

 6日の午後も寒気の影響で気温があまり上がらず、全国的に真冬の寒さとなる見込み。太平洋側は空気が乾く地域が多いため、火の取り扱いとあわせて、風邪やインフルエンザなど健康管理にも注意が必要だ。

7日(木)以降 来週も寒さ続く

 

週の後半から来週前半にかけても、全国的に寒気の影響を受けやすい見込み。特に、札幌など北海道は真冬並みの寒さで、最高気温が0℃未満の真冬日となる日が多くなりそうだ。北日本の日本海側や北陸は、山沿いを中心に降雪量が多くなるおそれもある。
 
 東・西日本は、低気圧に向かって南風が吹く10日(日)頃に、一時的に寒さが緩むタイミングもあるとはいえ、基本的には平年の気温を下回る日が多い見通し。西日本は、8日(金)の午後から9日(土)、それに来週前半は日本海側で再び山沿いを中心に雪になりそうだ。

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