ヒロセの仮設橋、岩手の台風災害復旧に採用

 重仮設業大手のヒロセ(社長・廣瀬太一氏)はこのほど、岩手県・岩泉町でプレガーダー橋が採用されたと発表した。台風災害による被災箇所の迂回路仮橋として採用されたもので、地域社会の復旧・復興へ貢献した。

 昨年8月に岩手県大船渡市に上陸した台風10号による豪雨で一般国道455号の道路の一部が崩壊。河川流域の集落が被害を受けた。同町では通行止めとなった被災箇所復旧に同社のプレガーダー橋を採用した。

 採用されたプレガーダー橋は鈑桁式で、幅員7メートル、橋長70メートルと68メートル。施工は中村建設が手掛けた。

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