年末にかけて寒さ厳しく 日本海側は大雪のおそれ 気象庁1か月予報

気象庁は7日、向こう1か月間の天候の予想を発表した。強い寒気の影響で、年末にかけて冬型の気圧配置が強まる見込み。北日本から西日本にかけての広い範囲で気温が平年より低くなり、日本海側では降雪量が多くなる可能性が高い。

 5日は九州で平年より10日以上早い初雪となるなど、今月は全国的に気温の低い状態が続いている。今後も、日本列島は北極からの強い寒気の影響を受けやすいとみられ、北日本では来週12日頃からの約1週間、気温が平年と比べかなり低くなる見通し。

 

気象庁はあわせて低温や大雪に関する異常天候早期警戒情報を発表した。また、東・西日本は今月中旬にかけて寒さが続くが、その後は寒さが緩む可能性もある。

 冬型の気圧配置が続くため、日本海側の広い範囲で雪の日が多くなり、大雪となるおそれもある。一方、太平洋側は晴れの日が多く、空気の乾燥した状態が長く続きそうだ。

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