新座冶金、測定顕微鏡を増設 増設効率が向上

 新座冶金は検査に用いる測定顕微鏡を増設した。新型機は測定するべき場所を自動で見つける機能を有したタイプ。導入で検査効率をアップでき、現場の負担軽減につながる。投資金額は数百万円となっている。

 測定顕微鏡は製品や工程途中での抜き取り検査に用いる。同社の製品群は多品種・小ロットのため測定検査が多く、検査機の増設による効率化の余地が大きい。

 これまでは測定するべき場所をその都度設定する手間があったが、新鋭機は一度記録すると自動で検査ができる。新井寿社長は「試験工程を効率化することで、生産能力のアップにもつながる」と話している。

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