アフリカ大使ら横浜へ インフラを視察

 2019年の第7回アフリカ開発会議(TICAD)の横浜開催を控え、アフリカ各国の大使らが8日、横浜市内を訪れ、質の高いインフラ整備を行う日本の技術力を視察した。

 国土交通省と外務省が共催するシティー・ツアーに参加したのは、14カ国から駐日大使7人を含む大使館関係者19人。

 東名高速道路と横浜港の直結を目指す横浜環状北西線の横浜青葉ジャンクションの工事現場を訪れた後、高度な港湾荷役を誇る横浜港を観光船「マリーンシャトル」で視察。歴史的建造物を活用した集客施設の横浜赤レンガ倉庫も訪れた。

 TICADの横浜開催は第4回(08年)、第5回(13年)に続いて3回目。市は人口急増期に取り組んできたインフラ整備や環境保全対策の経験を、アフリカ諸国が直面しているさまざまな都市課題の解決につなげたい考えだ。

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