県内火災多発459件 冬本番注意、空気乾燥し暖房使用

 県内で今年、11月末までに発生した火災件数は459件(速報値)に上り、昨年1年間(399件)を既に60件上回っていることが、各消防本部・消防局などへの取材で分かった。死者数も15人と昨年1年間(14人)を超えており、このうち11月は、宮崎市内の住宅火災2件で3人が亡くなっている。これから冬場で暖房器具などの使用により火災の危険性がさらに高まるとして、消防関係者は注意を呼び掛けている。

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