車内もクリスマス 川崎、子どもたちがイルミネーション飾り付け

 川崎市立四谷小学校(川崎区)で9日、子どもたちが市バスにクリスマスイルミネーションの飾り付けを行った。バスは10〜25日、川崎駅東口を中心に同区内の路線を走行する。

 「寒い冬にお客さまに楽しんでいただけたら」(市交通局)と昨年初めて企画。ことしは「ハローキティ」と市バスのキャラクター「かわさきノルフィン」のラッピングバス3台を使い、3営業所が1台ずつを地元の小学生に装飾してもらい、クリスマスまで運行する。同校では、児童24人が色紙にシールやリボンを貼って作ったリースを車内に取り付けたり、サンタクロースの人形などを窓枠に置いたりした。

 装飾後、イルミネーションを点灯すると子どもらは「きれい」などと歓声を上げ、学校周辺を試乗。市交通局の担当者は、「オリジナル装飾で、世界に1台しかないバス。街で見られたらラッキー、乗れたら超ラッキー」と説明。雪だるまの絵を描いた2年の児童(8)は「楽しく、きれいに飾れた。キティちゃんも好きなので、乗るのが楽しみ」と話した。

 他のイルミネーションバスは11日以降、市北部を運行する予定で、ダイヤは市バスホームページに掲載。

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