北、ICBM成功を祝う大会

北朝鮮の各市、郡で大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の試射成功を祝う軍民交歓大会が連日行われている。朝鮮中央通信が9日、伝えた。

大会には、地方の党、政権機関、勤労者団体、工場・企業所、農場、大学などの活動家と朝鮮人民軍(北朝鮮軍)、内務軍の将兵、各階層の人々、青年学生が参加した。

价川(ケチョン)市、新浦(シンポ)市、文川(ムンチョン)市、兄弟山(ヒョンジェサン)区域、富潤(プユン)区域、粛川(スクチョン)、塩州(ヨムジュ)、三水(サムス)、載寧(チェリョン)、黄州(ファンジュ)、銀波(ウンパ)、定平(チョンピョン)、淮陽(フェヤン)、雩時(ウシ)で開かれた各軍民交歓大会では演説が行われた。

演説者たちは、「核戦力強化の強行軍の道を陣頭で切り抜けてきた最高指導者金正恩委員長の賢明な指導と不眠不休の労苦によって、社会主義強国建設史に特記すべき『11月大出来事』がもたらされた」と述べた。

また、「人民軍将兵はもし敵がたった一点の火の粉でもわが領土に落とすなら千金のようなその機会を絶対に逃がさず、最も無慈悲で凄絶な攻撃で米帝の運命に永遠なる滅亡の終止符を打つ」と語った。

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