ボローニャ、クラブの伝統と歴史を映し出す2017‐18ユニフォーム

今季は開幕から比較的好調だったボローニャ。一時は4連敗と調子を落としていたが、現在は復調傾向で順位も9位にランクアップ。同じく勝点21で8位ミランとのアウェイゲームが10日に行われる。

ボローニャの今季ユニフォームは7月にホームユニフォーム、9月にアウェイユニフォーム、そして今月6日にサードユニフォームをそれぞれ発表している。キットサプライヤーは、ボローニャを担当して17シーズン目のMacron。

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Bologna 2017-18 Macron Home

新しいホームユニフォームも伝統のレッド/ブルーを継承したカラーリング。右袖はレッドで左袖はブルーだが、これは昨季のユニフォームとは左右逆のカラーだ。

エンブレムは通常のカラー(レッド/ブルー/ホワイト)ではなく、モノクロームで仕上げている。

首周りは小さめの襟が付き、その下にはチーム名を刺繍であしらっている。

パンツはホワイトを基調に、チームカラーのレッドとブルーを差し色に配した。ソックスは前面にメーカーロゴ、背面にチーム名のグラフィックが入る。

選手着用の背面。腰部分にはスポンサー“ILLMIA”(照明器具メーカー)をプリント。

9番のシモーネ・ヴェルディは、12節クロトーネ戦での左右両足で決めた2本の直接FKが話題に。2015-16シーズンの前半はエイバルに在籍し、乾貴士ともチームメートだった。

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Bologna 2017-18 Macron Away

今季のアウェイは、ボローニャでは定番のブルー/レッドのタスキ掛け。胸のスポンサーは“FAAC”(門扉や道路のゲートシステムを製造する企業)で、ボローニャとの契約は3季目になる。

ストライプを形成するのは、過去クラブに在籍した100人の選手名。“DI VAIO”(マルコ・ディ・ヴァイオ)“ANDERSSON”(ケネット・アンデション)“PAGLIUCA”(ジャンルカ・パリュウカ)“SIGNORI”(ジュゼッペ・シニョーリ)の名前も。まさにクラブの歴史が凝縮されているユニフォームだ。

パンツはネイビー、ソックスはホワイトを基調。なおパンツについては、対戦相手によってはホーム用を着用することも。

選手ユニフォームの背面。ネームはブルー単色だが、背番号はチームカラーの2色。

アウェイのジェノア戦はホワイトの3点セットだった。今季加入のロドリゴ・パラシオは、古巣相手のゴールに喜びも控えめ。

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Bologna 2017-18 Macron Third

6日に発表された美しきブルーのサードユニフォーム。同系2色のストライプとなっている。シャツのベースはホームユニフォームと同じ。

襟や袖口をチームカラーで彩るあたりに、強いアイデンティティを感じる。背面の首元にはチーム名を刺繍であしらった。

パンツとソックスもシャツと同じブルー。パンツのエンブレムは、モノクロームだったホーム・アウェイと異なり通常のカラー。

同じサードでも、今季第2節のベネヴェント戦では「昨季の」サードユニフォームが使われていた。

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