《日比谷》日比谷シャンテのレストランフロアが生まれ変わりました

オーガニックレストラン「She」、無添加無農薬の素材にこだわっています

 今年10月、開業30周年を迎えた日比谷シャンテ(千代田区有楽町)は、大規模なリニューアルを半年間、3期に分けて行っています。10月に1階の一部改装が終了し、今回は地下2階にあるレストランフロアが新しく生まれ変わりました。来年3月には、全てのリニューアルが完成する予定です。

 地下2階レストランフロアでは、4店舗が新たに加わりました。

 オーガニックレストラン「She」は無添加・無農薬の素材を使ったレストラン。毎日、全国50の生産者から届く食材を使い、ランチ、ディナー、カフェを提供しています。牛ハラミや山形豚ロースのポークジンジャーを、たっぷりの葉野菜に巻いて食べるメニューは、無農薬栽培のブドウを手摘みして作った自然派ワインのおつまみにぴったりです。

 「五穀」は五穀豊穣をテーマにした和食のお店。お米は新潟産コシヒカリを使用し、注文を受けてから、1人分ずつ釜で炊きあげます。炊きあがったご飯は、つやつやでまさに銀シャリ! みそは白みそをベースにした甘めの合わせみそで、店独自の配合とのこと。シンプルな素材にこだわるお店です。

定番ですが素材にこだわった「五穀」の料理
「五穀」では、ご飯は注文を受けてから、1人分ずつ釜で炊きあげます。約15分待てば銀シャリのできあがり

 中華料理の「梅梅(メイメイ)」は、点心や酒の肴になるメニューが豊富。麺類もほっとするおいしさです。「日本人に食べやすいよう、日本風の味に近づけています」とシェフ。オフィスワーカーはもちろん、宝塚で観劇した女性たちの立ち寄りを意識して、店内を明るく、テーブルを広くしたそうです。宝塚の感動の後、会話も盛り上がりそうです。

日本人好みの味にしてある「梅梅」のメニュー
店名の梅を描いた壁絵は、和も思わせる雰囲気。落ち着いて食事とおしゃべりに興じられそう

 全国に展開する長崎ちゃんぽんのお店「RingerHut TOKYO PREMIUM」も日比谷シャンテに登場しました。おなじみの味で気軽に野菜不足を解消できます。

 従来からのレストランもリニューアルし、地下2階は広々とした開放感がある空間となっています。仕事の疲れを癒やしに、あるいは観劇や映画の帰りに、ゆったりと食事やお酒を楽しんでみてえはいかがでしょうか。

日比谷シャンテ

所在地:千代田区有楽町1-2-2

地下2階レストランフロアの営業時間:火~土 11時~23時、日・月 11時~22時

http://www.hibiya-chanter.com/

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