ACミランは10日、セリエA第16節でボローニャをホームへ迎え入れた。試合は、ジャコモ・ボナヴェントゥーラの2ゴールで2-1としたミランがボローニャを撃破。ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督がサン・シーロでの初陣、そして就任から3試合目にして初白星を手にしている。
試合後、伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたガットゥーゾ監督は「この勝利にとても満足している。選手たちには感謝しているし、彼ら一人ずつをハグしたよ。選手たちが何をしてきたか知っているからね。メンタル面でも彼らに感謝している」と喜びを語った。
そして記者から「指揮官として初めてのサン・シーロは緊張したか」と尋ねられると「私は子供たちとサッカーをするときでさえ緊張するよ。これが私にとって自然なことだ。私は14年間、ミランのユニフォームを身につけたが、今日の試合は非常に強烈だった。このクラブに、そしてここへ戻ってくることができたのは非常に名誉なことだからね」と答えている。
さらに「ボナヴェントゥーラはクオリティが高く、どのポジションもこなせ、得点もできる選手だ。イタリアで最高峰のMFのひとりだと思うよ。最近はたび重なる怪我に悩まされていたが、彼はたくさんチームを助けてくれるはずだ」とコメント。2ゴールの活躍でチームを勝利へ導いたボナヴェントゥーラを称賛した。
はたして、ボローニャ戦の勝利を機にミランは、“闘将”ガットゥーゾのもとで息を吹き返すことができるのか。