企画実現で魅力再発見  1月から無料講座 受講者を募集

 横浜市青葉区で開催したい区民向け企画を立案し、専門家の助言を受けて実現へつなげるユニークな無料連続講座が来年1月から開かれる。区地域振興課は受講者を募集している。

 本年度で4回目。講座は全6回で、初回は横浜国大の有元典文教授(学習環境デザイン)に和やかな場づくりを学び、2回目は青葉への理解を深める。3回目以降は「参画はぐくみ工房」代表の竹迫和代さんが進行役を務め、それぞれの企画案に応じてグループ分けし、企画書を作り上げる。講座終了後は受講者で運営委員会をつくり、区の補助を受けて「区民企画運営講座」として実施する。

 昨年度の講座からは「まち歩き」や「読書体験」など五つの企画が実現。区地域振興課は「こんな企画をやりたい、自分の経験を生かしたいという人々が地域でつながりを深め、青葉の魅力を再発見する講座にしたい」と受講を呼び掛ける。

 1月11日から2月15日までの毎週木曜日、同区役所で開催。募集は20人。原則として全6回を受講できる人。保育の準備も整える。申し込みはウェブサイト「青葉区生涯学習講座」から。締め切りは12月20日。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同課電話045(978)2295。

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