夕暮れを迎えた空が薄桃色に染まって、その光を受けた雪原も淡い色を帯びてゆく。ふたつを隔てるのは、どこまでもまっすぐな地平線。まるで抽象絵画のような広大な風景の中を、キタキツネが走っていく。自然の雄大さと過酷さ、そして恩寵(おんちょう)を感じさせてくれる一枚だ。
北海道出身で、ナショナルジオグラフィック誌の「トラベル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」のネイチャー部門で1位を受賞した写真家がキタキツネを追った作品集。
作者は、風景写真に取り組むうち〈被写体は次第に、風景から神出鬼没な彼らに移っていった〉と記している。美しい風景写真が好きな人にも癒やし系の動物写真が好きな人にもおすすめできる。
続きは、http://www.sankei.com/life/news/171209/lif17120900...
夕暮れを迎えた空が薄桃色に染まって、その光を受けた雪原も淡い色を帯びてゆく。ふたつを隔てるのは、どこまでもまっすぐな地平線。まるで抽象絵画のような広大な風景の中を、キタキツネが走っていく。自然の雄大さと過酷さ、そして恩寵(おんちょう)を感じさせてくれる一枚だ。
北海道出身で、ナショナルジオグラフィック誌の「トラベル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」のネイチャー部門で1位を受賞した写真家がキタキツネを追った作品集。
作者は、風景写真に取り組むうち〈被写体は次第に、風景から神出鬼没な彼らに移っていった〉と記している。美しい風景写真が好きな人にも癒やし系の動物写真が好きな人にもおすすめできる。