相鉄新駅は「羽沢横浜国大駅」

 相模鉄道(横浜市西区)は11日、2019年度下期に開業予定のJR線との直通線にできる新駅の名称を「羽沢横浜国大」に決定したと発表した。新駅設置は1999年3月に開業したゆめが丘、湘南台駅以来となる。町名の羽沢と駅から約700メートルの場所にある横浜国立大学の略称を併記した。同社は「地域に貢献するような駅になってほしい」と期待を込めている。

 羽沢横浜国大駅は、同市神奈川区羽沢南2丁目に設置する。相鉄線西谷駅からJR東海道貨物線横浜羽沢駅付近間に、約2・7キロの連絡線を新設。この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行う。

 都心部へのアクセス向上へ、相鉄線は22年度下期に東急線とも直通運転を開始する計画で、新駅の羽沢横浜国大駅から東急線日吉駅まで約10キロの直通線を整備する。

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