愛知製鋼の自動運転支援システム、北海道・沖縄でも実証実験

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は、超高感度磁気センサ「MIセンサ」を応用した自動運転(無人走行)支援システムの実証実験を、北海道・沖縄でも実施しており、性能等を検証中だ。。MIセンサによって自車の位置を正確に検出する新技術「磁気マーカシステム」などが、積雪地などでも実用化できるかを実験する。

 実験は国土交通省が中山間地域(滋賀県東近江市の道の駅)で行った試験に続くもの。

 北海道では、積雪地での磁気マーカによる自車特定性能を試すため、広尾郡大樹町の道の駅で10日から実証実験が始まっている(17日まで)ほか、沖縄では内閣府の戦略的イノベーション創造プログラムの一環として宜野湾市のマリーナで10月31日からあす13日まで実証実験を行っている。

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