メルセデスF1、またもやフェラーリの技術ボスを獲得か。エンジン部門の功績者が移籍との報道

 フェラーリF1のパワーユニット担当チーフデザイナーを務めていたロレンツォ・サッシが、メルセデスに移籍する見込みであると伝えられている。

 2017年7月初め、サッシは会長セルジオ・マルキオンネの意向により離職した。フェラーリのパワーユニットは今年、大きく進歩していただけに、この報道は驚きをもって受け止められた。
 
 サッシはフィアット・クライスラー・オートモービルズのなかで他の職務にあたるものと考えられていた。しかし今週、スペインのASおよびMarcaが、彼はグループを離脱し、来年3月にメルセデスF1のエンジン部門に加入すると伝えた。これまでもアルド・コスタ、ジェームズ・アリソンといったフェラーリの技術部門のボスがメルセデスに移籍している。 

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