長崎県松浦市志佐町の子育て支援施設「みんなの子育て広場(URACCO)」で11日、臼ときねを使った餅つきを体験する「もちつき会」が初めて開かれた。参加した親子は協力して餅をつきあげ、季節を感じながら一緒に味わった。
市民から施設にもち米の寄付があったことから、子育てする親同士や地域住民との交流を広げてもらおうと季節に合わせたイベントとして開催。約60人が参加した。
準備は同施設のボランティア「まつうら子育て応援隊」の13人が担当。子どもたちは臼の中のもち米をきねで力強くつき、餅を完成させた。その後、一口大に丸めてきな粉やしょうゆを付けて味わっていた。
松浦幼稚園の年長、上月久範ちゃん(6)は「お餅が上手につけて楽しかった。つきたてでとてもおいしかった」と笑顔で話した。