JR九州全域減便 来春、在来線中心に調整

 JR九州(福岡市)が来春のダイヤ改正で、利用の低迷する在来線を中心に管内全域で運行本数を削減する方向で調整していることが13日、関係者への取材で分かった。鉄道事業合理化の一環とみられるが、利便性の低下でさらなる利用者の減少や住民生活に影響が広がる可能性がある。日豊、吉都、日南線で少なくとも計16本が減便される見通しの県内でも懸念や反発の声が上がっている。

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