ヒロセの「高強度支保工シリーズ」、省力化で高評価・採用拡大

 重仮設業大手のヒロセ(社長・平野精一氏)が展開する「高強度支保工シリーズ」の採用が好調だ。建設需要の増大により建設現場での高い生産性が求められる中、省力化に資する製品として高評価を受けている。採用実績は14年のリース開始以来200件を突破しており、今後もさらなる採用拡大が期待される。

 本シリーズを構成するのはH―500のダブルと同等の曲げ耐力で重量は約半分の高強度腹起材「ヒロセメガビーム」、座屈性能が高く切梁スパンを大きく取ることが可能な高強度切梁材「ヒロセツインビーム」、従来比1・5倍の曲げ耐力を有する高強度山留主材の三つ。

 従来支保工材と高強度支保工シリーズを組み合わせることでより経済的な設計が可能となるほか、中間杭や支保工材の削減により広い作業空間の確保と躯体品質・安全性向上に寄与することができる。

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