下半身は太りやすい! それはレセプターの働きが原因
下半身が太りやすい、下半身のラインが上半身に比べてボテっとしていると悩んでいる女性は多いと思います。女性は妊娠や出産がスムーズに行なえるよう、下半身を保護するためのクッションとして、皮下脂肪を貯めやすいという特徴があるからです。
そしてもう一つの原因として、『レセプター』という働きを持つたんぱく質の影響も考えられます。このレセプターは、脂肪の "貯蔵" や "放出" をコントロールする役割があるのですが、上半身より下半身に多く備わっているのです。そのため、脂肪は上半身より下半身につきやすくなります。
この仕組みは、そう簡単には変わらず、私たち女性は下半身のラインへの悩みは尽きそうにありません。 でも、そのような仕組みがあるがゆえ、下半身ケアはこまめに行い、少しでもラインを整えていきましょうね!
ここでは、細くてまっすぐな太ももを手に入れたい人におすすめの、スラリと引き締まった美脚を作る片足ピラティスを紹介します。
パンパンな前ももを細くスッキリする片足ピラティス
正面からラインが目立ちやすい前もも。パンパンになっていたり、張っていることが気になる人は多いと思います。血流を促し柔らかくしてスッキリさせていきましょう。
1. 右片脚で立ち、左脚を両手で抱えます。背すじを伸ばし息を吸って準備。
2. 息を吐きながら、右脚をゆっくり曲げていきます。
3. 息を吸いながら、右脚を(1)の状態まで伸ばします。この動きを3回から5回行います。
4. 左右の脚を入れ替えて、反対も同様に3回から5回行いましょう。
内転筋を整え、スッキリ太ももになる片足ピラティス
太ももの印象を変えてくれる、太ももの内側にある「内転筋」という筋肉を整えます。この筋肉を動かすと太ももが一気にほっそり印象に変わります! 早速チャレンジしましょう!
1. 椅子に手を掛けてバランスをとり、左脚をサイドへ伸ばします。息を吸って準備。
2. 息を吐きながら、左脚を持ち上げ、右脚の内側の筋肉を意識してバランスをとります。
3. 息を吸いながら、左脚をゆっくり元の位置へ戻します。この動きを5セット行います。
4. 左右の脚を入れ替え、反対も同様に5セット行いましょう。
太ももをスッキリさせる片足ピラティスはいかがでしたか? 凝りやすく太さが目立ちやすい前ももや内ももをしっかり使える、美脚づくりには欠かせないエクササイズです。運動不足による下半身のむくみやだるさにも効き目があります。ぜひチャレンジしてくださいね!