【私鉄に乗ろう 33】北越急行ほくほく線 その3

※越後湯沢駅2016年1月撮影

虫川大杉駅を出た後、霧ヶ岳トンネル(3732.98m)と深沢トンネル(1585.4m)を抜けました

ほくほく大島駅に着きます。トンネルの入口にしか見えませんが。

駅からすぐに鍋立山トンネル(9129.5m)の入口があります。実は深沢トンネルの出口付近から撮っています。

雪が激しく降っています。

ホームの先が鍋立山トンネルの入口です。

ホームは3階になっていて駅舎の1階部分に出入り口があります。

鍋立山トンネル(9129.5m)の中に儀明信号場があり列車交換をしました。特急「はくたか」時代にも使われていて9両編成の列車が交換できるだけの長さがあります。

鍋立山トンネルを出ると松代駅です。相対式ホーム2面2線。

ホームから、草間彌生さんの作品「花咲ける妻有」が見えます。

ホーム。乗客の半分以上が降りました。

まつだい駅から十日町駅までの間は13.3kmあります。松代トンネル(295m)に始まって、第2田沢トンネル(1943.0m)、第1田沢トンネル(125.0m)、犬伏トンネル(667.3m)を抜けて、長大な薬師峠トンネル(6199.17m)、信濃川を鉄橋で越えて十日町トンネル(1695.1m)と続きます。

薬師峠トンネル入口。

信濃川を渡ります。

橋梁の長さは406.7m。

信濃川を渡ると十日町トンネル(1695.1m)。剰りの雪にワイパーが効きません。

トンネルを抜けてようやく十日町です。

十日町駅。島式ホーム1面2線。

ホームです。

六日町に向かう列車。雪が降りしきっています。

駅名標と交換列車。

2010年12月30日に十日町から飯山線で戸狩野沢温泉駅を経由して長野駅まで乗ったことがあります。同行していた友人は用事があったので北越急行ほくほく線で六日町〜越後湯沢まで、越後湯沢からは新幹線に乗り換えて帰京しました。その時も大雪で日本海側の鉄道ダイヤは大いに乱れていました。只見線がこの数日間雪で不通になっていましたが、朝、十日町駅に来たら運転再開というニュース!一瞬、小出駅に行って只見線に乗ろうかと逡巡しましたが、会津若松廻りの磐越西線も大雪で乱れていましたから、下手すると帰京が大晦日になってしまいそうだったので諦めたことを思い出しました。只見線が雨災害で不通になる前でした。乗っておけば良かったと、今でも後悔しています。

その時の写真です。JR飯山線のホーム、手前が08:28発の戸狩野沢温泉行、奥に越後川口行も見えます。高架の上が北越急行ほくほく線です。

【私鉄に乗ろう 33】北越急行ほくほく線 その4に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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