クラブワールドカップに満を持して登場したヨーロッパチャンピオンのレアルマドリードでしたがまさかのVARに大苦戦。VAR導入が物議を醸すかもしれません。
ヨーロッパにチャンピオンとして満を持してクラブワールドカップに登場したレアルマドリードの
準決勝の相手は浦和レッズを1‐0で破ったアル・ジャジーラ。
戦力的にもレアルマドリードが圧倒的に有利の状況の中でしたが、
レアルマドリードはVAR判定に大苦戦。
先制され、あわや2失点目か?という嫌な展開でしたが2‐1と強さを発揮し辛うじて決勝へコマを進めました。
物議を醸した問題のシーン
シスコからクロスが上がり、カゼミーロのもとへ。
カゼミーロがヘディングシュートしたところアルジャジーラDFに当たりそのままゴールへ。
最初はゴールが認められたもののVAR判定による結果、オフサイドポジションにいたベンゼマがボールに関与したと判定されゴールは認められずオフサイド判定に。
レアルマドリードにとってはVAR判定に助けられたシーン
アルジャジーラの素早いカウンターを受け、レアルDFが慌てて潰しに入るも交わされてGKナバスと1vs2の場面を作られ2失点目。
と思いきやVAR判定でパスを受けた選手がオフサイドポジションにいたという判定でノーゴールに。
よく見ると副審がオフサイドの旗を挙げていないにも関わらずVAR判定に持ち込みノーゴールとなったようで、VAR判定だけではなく副審とVARの立ち位置も重要になってきそうです。
試合のハイライトはこちらから
VAR判定に大苦戦し、2‐1で辛くも勝利したレアルマドリード。
この試合に限っては両チームともVAR判定によりノーゴール判定を受けているので喧嘩両成敗。
しかし今後どちらかのチームに偏りが出てくる可能性は否定できませんし、
副審とVARの立ち位置、すなわち関係性をハッキリとするべきでしょう。
さもないと副審の必要性が無くなってしまう恐れがあり、
主審だけピッチに、副審はVARでとなってしまいます。
大惨事に至らなくてよかったですが、早急に改善が必要ですね。