江の島浮世絵でカレンダー制作

 2020年東京五輪のセーリング会場となる藤沢市江の島を描いた浮世絵カレンダーを、市藤澤浮世絵館(同市辻堂神台)が制作した。

 A2判カラーの1枚タイプ。同館が所蔵する3枚組の歌川広重「相州江の嶋弁才天開帳詣(かいちょうもうで)本宮(ほんぐう)岩屋(いわや)の図」を、実物の約8割のサイズで印刷した。江の島参詣の女性たちが岩屋付近の波打ち際で三々五々楽しむ様子が描かれている。

 担当者は「にぎやかで華やかな作品。絵はがきよりも大画面にできるカレンダーで見てもらいたい」と呼び掛けている。1枚200円、同館で販売中(月曜と19〜21日は休館)。

 問い合わせは電話0466(33)0111。

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