プレミアのクラブは南米タレントに注目せよ? 「マンUがディバラを獲得すれば……」

ユヴェントスで活躍するディバラ photo/Getty Images

プレミアリーグではリヴァプールのフィリペ・コウチーニョがそうだが、南米の選手には独特なリズムがある。ドリブル、パスを選択するタイミングやアイディアの違いに欧州の選手も手を焼くところがあり、攻撃面に違いを作るうえで南米出身の選手は貴重な存在だ。

英『Express』によると、かつてマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したレイ・ウィルキンス氏は自身がスカウトなら南米で小柄なテクニシャンを探すと語っており、南米にはワールドクラスのアタッカーになれるポテンシャルを持つ選手が多いと考えているようだ。中でも好みの選手がいるようで、古巣のマンUに獲得を勧めている。

「もしユナイテッドがパウロ・ディバラを獲得すれば、シティにとっては警戒しなければならない面倒なことになるだろうね。彼は南米らしいスキルに溢れた選手で、プレミアリーグでも輝けるはずだよ。もし私がトップ6のクラブのスカウトなら、南米に向かって小さくてスキルのあるFWを探せと言うね。なぜならそうした選手たちはディバラのようにワールドクラスの選手になる可能性があるからだ」 

現在ユヴェントスで活躍するディバラはアルゼンチンのインスティトゥートからセリエAのパレルモに移籍し、そこで評価を高めた。今では次期バロンドール候補の1人に挙げられるまでの存在となっており、南米にはこうした才能がまだまだいるのだろう。同氏はもっと南米産の選手がプレミアリーグで活躍してほしいと考えているようだ。

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