「米国の運命は朝鮮の手中」北メディア

北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は14日、「(朝米対決の)主導権は朝鮮の手中に確固と握られている」とする署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、トランプ米大統領の無謀な対決政策によって米国が北朝鮮を恐れるようになったとし、「朝米対決の形勢は共和国の信念と意志通りに流れており、主導権は朝鮮の手中に確固と握られている」と主張した。

また、「トランプ一味が軍事的対決政策から活路を開いてみようと無謀に振る舞っているが、それは上昇一路をたどるわれわれの威力に恐れおののいた連中の断末魔のあがきにすぎない」と述べた。

さらに、「最高指導者金正恩委員長の指導はすなわち勝利と栄光の根本保証であり、金正恩委員長の思想と指導に忠実に従っていく時、この世にやり遂げないことも、恐れるものもないという鉄の信念と意志で血をたぎらせている」と強調した。

その上で、「無分別な軍事的対決騒動によって苦杯をなめるほどなめたなら、今からでも気を確かにもって自重自粛するのが米国とって第一の上策であることを再度想起させる」と忠告した。

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