クリスマスの頃にかけても低温が続く見通し

10月からの気温経過。出典=気象庁ホームページ

東日本と西日本では、先月中旬頃から気温の低い状態となっているが、今後1週間程度も低温の状態が続く見込みで、農作物や体調管理等に注意が必要だ。

 東日本、西日本では11月16日頃から強い寒気が流れ込んでいる影響で、気温の低い状態が続いている。11月16日から今月14日までの平均気温は、平年を1℃から2℃程度下回っている。

 今後1週間程度もこの時期として強い寒気が流れ込むため、平年よりも気温の低い状態が続くと予想される。このため、気象庁は15日「東日本と西日本の長期間の低温に関する全般気象情報」を発表した。この情報は今月1日に発表された情報を引き継ぐもので、この先もしばらく広い範囲で低温の状態が持続する予想となっている。
 農作物の管理等に十分注意し、山地を中心に積雪や路面凍結のおそれがあるため、車の運転なども気をつけたい。

■平均気温(11月16日から今月14日まで)
   平均気温  平年差 
東京   8.6℃ -1.1℃ 
新潟   5.1℃ -2.8℃ 
名古屋  7.7℃ -1.7℃ 
大阪   9.0℃ -1.9℃ 
広島   7.8℃ -2.0℃ 
高松   8.4℃ -1.8℃ 
福岡   9.4℃ -1.7℃ 
鹿児島  11.2℃ -1.9℃

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