美人が“破滅男”に惚れてしまうのは、なぜ?

幸せな恋愛が似合う美人で、誰が見ても可愛い女性なのに一緒にいるのは破滅男というケース、多くないですか? 美人が破滅男を選びがちな理由を解説します。

美人でモテるのに、なぜそんな危ない男を好きになってしまう? 

もちろん美人にも、いろいろなタイプがいます。今回 取り上げたいのは、幸せな恋愛が似合う美人で、誰が見ても可愛い女性なのに一緒にいるのは破滅男……というケース。

浮気性だったり、お金にルーズだったり、DVだったり、薬物中毒だったり……と、危ない男を選んで周りをハラハラさせる美人。きっと、あなたの周りにもいることでしょう。

仕事でも評価されて、モテて、相手も選び放題なはずなのに、なぜよりによって破滅男を選んでしまうのでしょうか? 今回は、美人が破滅男を選びがちな理由について探ってみます。

破滅男が魅力的に見えてしまう理由

「離婚」サイトの記事「“破滅型人間”の見分け方」で破滅型人間の見分け方をご紹介していますが、冷静にチェックできたらほとんどの場合、相手の嘘やいい加減な態度を見抜くことは可能でしょう。

恋愛のフィルターを通さなければ「何を寝ぼけたこと言ってるの?」「またまた嘘ばっかり~」と切り返せるものを、好みのタイプにロマンチックな雰囲気で言われるとなると話は別……ということもあります。より刺激があって、よりドキドキさせてくれる相手に魅力を感じてしまう女性も多いのです。

「美人薄命」という言葉があって、昔から美人は短命だとか不幸だとか言われます。周囲の目を集める美しい人には、人生において刺激的なことが多くあるということなのでしょう。ちょっと退屈なくらいの、平穏無事でストレスのない生活のほうが健康で長生きできそう。

では、破滅男を選ぶ美人の具体的な特徴は? 破滅男にハマらないためにはどうしたらいい? 

恋のときめきと本能が危険を察知したドキドキは似ている

揺れる吊り橋の上、緊張した状態で出会った男女はお互いに恋愛感情を抱きやすい……という理論を1974年に発表したのはカナダの心理学者。吊り橋の上での一時的な緊張状態、ドキドキが相手を見つめているドキドキと重なって、その興奮を恋に落ちた状態だと認識してしまうのです。

男性でも女性でも仕事をしていると自分の役割を演じている意識があるのでは? 理想とする自分に向かって努力を続けるためには、思うまま、本能のままに行動なんてできません。

ですから、責任感があって理性を保とうとする人ほど恋愛では本能を刺激する相手に弱いのです。普段の生活で“演じている感”が強い人ほど、ドキドキさせられたり、緊張する相手だと気になって仕方がない……ということ。子供の頃から「可愛い」「綺麗」だと期待されてきた美人。破天荒な相手と一緒だと解放的な気分を味わえるのでしょう。

でも、相手と一緒にいてドキドキしても、恋愛のときめきではなく本能が危険を察知したドキドキだった場合は、とにかく逃げるしかありません。

(文:石田 陽子)

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