いま世界最高のCFに君臨するのは誰なのか…。
ここでは、『Squawka』による「今現在で最高のセンターフォワード、TOP10」を見てみよう。なお、各スタッツは記事作成時のもの。
10位 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ/アルゼンチン代表)
いくつか軽い怪我を抱えているが、アグエロはこの3シーズン続けて20ゴール以上を決めてきた。
ピッチに立てば、いつだって自らが脅威になることを証明してきた。アグエロはワールドクラスのFWであり続けている。
9位 ピエール・オーバメヤング(ドルトムント/ガボン代表)
昨季のブンデスリーガ得点王オーバメヤングは、今季も最初の10試合で10ゴールを叩き出した。
この数シーズンはバイエルンFWレヴァンドフスキとの健全なライバル関係を築いており、それが彼を素晴らしい高みへと導いた。
8位 シモーネ・ザーザ(バレンシア/イタリア代表)
今季は開幕からゴールを量産中。それはあのPK失敗やウェストハムでの不発を忘れさせるような功績といえる。
リーガでの得点数はメッシに次ぐもので、バレンシアの復活にも大きな貢献を見せている。
また、タリズマン(お守り)のような存在にもなりつつある。これまで彼が得点した試合にバレンシアは全勝しているのだ。
7位 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン/ポーランド代表)
ブンデスリーガの得点王をオーバメヤングと争うレヴァンドフスキ。ここ2シーズン続けて30ゴールを記録している。
主に右足でゴールを生み出すが、今季は左足や頭でも得点をマーク。今季途中時点でのゴール決定率は35.7%というハイレートを記録していた。
6位 マウロ・イカルディ(インテル/アルゼンチン代表)
インテルのここ数年は得点力不足だったが、マウロ・イカルディが定期的にゴールを決めていなければ状況はさらに悪化していただろう。
彼は2014-15シーズンに22ゴールを叩き出し、セリエA得点王になった。また、昨季は34試合で24ゴールをマーク。
今季も11試合で11ゴールを決めるなど、ゴールデンブーツ候補になるのは間違いないように見える。
印象的なのはシュートの正確性でそのレーティングは76%(枠内シュート率?)を記録している。
5位 ハリー・ケイン(トッテナム/イングランド代表)
敵チームのファンからは1年だけのまぐれと揶揄されるなか、ケインは2年連続でプレミアリーグの得点王に輝いた。
そして、今や3年連続での受賞も見えてきた。8月には得点できなかったが、すでに9ゴールを叩き出している。
マンチェスター・ユナイテッド戦に敗れたスパーズが、どれほど彼の欠場を嘆いていたか…。
4位 エディンソン・カバーニ(PSG/ウルグアイ代表)
イブラヒモヴィッチの退団以降、PSGでストライカーとしてプレーすることを許されたカバーニ。それによってクラブも彼本人も恩恵を受けている。
昨季は全コンペティションで計49ゴールをマーク。今季はマルセイユとのダービーで素晴らしいフリーキックを決めるなど、単なるボックス内の“密猟者”ではないことを証明している。
3位 ドリース・メルテンス(ナポリ/ベルギー代表)
膝を負傷したアレク・ミリクの長期離脱を受けて、左WGからCFにコンバートされたメルテンス。
昨季はセリエAで28ゴールを記録するなど、驚異的な得点数を叩き出す存在になった。
今季もすでに10ゴールをマークしているほか、ドリブル突破やチャンスクリエイト数でも高レートを記録しており、クリエイティブ性も失っていないことを示している。
2位 ラダメル・ファルカオ(モナコ/コロンビア代表)
膝の靭帯損傷から復帰したものの、プレミアリーグでは残念な2シーズンを過ごし、多くの者は彼は終わったと決めつけていた。
だが、モナコに復帰すると21ゴールを叩き出してリーグアン制覇に貢献。疑いを持っていた者たちが間違っていたことを証明してみせた。
今季のリーグ戦はゴールしていない試合のほうが少なく、エアデュエルの勝率も46%を記録。またヘディングでの得点数も多い。
1位 チーロ・インモービレ(ラツィオ/イタリア代表)
セリエA復帰後、調子を取り戻したインモービレ。今季もすでにゴール+アシスト数で20を超える数字を叩き出している。
ユヴェントスを撃破した一戦では全2得点をマークするなど、得点ランクトップに立っている。シュート正確性も驚異の70%、決定率も32.6%を記録している。