ウディネーゼの2017-18シーズンユニフォームは、キットサプライヤーHS Football(通称HS)との5年契約の最終シーズンとなる。
元々はマーケティング関連企業のHSがスポーツウェア事業に参入したのは2011年。2013年にウディネーゼと契約し、初めてHSのユニフォームが登場した際は聞きなれないブランド名に現地のファンも戸惑っていたようだが、5シーズン目ともなればさすがに板に付いてきた感がある。
今季の戦績を見ると、ここまで6勝0分9敗で引分けが無いウディネーゼ。16日にはミラノで今季無敗の首位インテルと対戦する。
Udinese 2017-18 HS Football Home
最近はブルーやイエローを差し色に使うことが多かったホームユニフォームだが、今回はシンプルにホワイト/ブラックのストライプ。そして控えめのスタンドカラー(立ち襟)が、クラシックな雰囲気を醸し出す。
背面はブラック一色で、腰部分にはスポンサー“MAGNADYNE”(家電メーカー)をプリント。
選手着用の背面はこのような感じで、背番号にはチームエンブレムが入る。
パンツはブラックを基調にホワイトの差し色。ソックスはシンプルにブラックを基調とし、前面にメーカーロゴ、背面にチーム名のグラフィック入りとなっている。
Udinese 2017-18 HS Football Away
アウェイユニフォームはやや深めのVネック。そしてブラック単色のエンブレムが引き立つ。胸のスポンサーはお馴染みの“DACIA”(ルーマニアの自動車メーカー)と、“VORTICE”(空調関連企業)をプリント。
イエローのユニフォームはそれほど多く登場しないが、90年代から度々使われている。背番号はチームエンブレム入り。
パンツはイエローを基調にブラックの差し色を配し、ソックスはシンプルにイエローを基調。入団2シーズン目のロドリゴ・デ・パウルは今季も10番を背負う。
Udinese 2017-18 HS Football Third
中央に一本の垂直ブラックというデザインは、1983-84シーズンのホームユニフォームにインスパイアされたという。そのシーズンはあのジーコが入団し、リーグでは19得点を記録。HSも「ジーコが入団した歴史的なシーズンのユニフォーム」を今回のデザインの理由としている。
背面は腰部分を境にデザインが変わる。ネームナンバーはアウェイユニフォームと同じブラックを使用。
パンツ、ソックスともにホワイトを基調。パンツにはシャツと同様にグラデーションを施している。
「85」という大きな番号を付けているのは今季加入したヴァロン・ベーラミ。ナポリを退団以降はドイツとイングランドを渡り歩き、4シーズンぶりにセリエAに戻ってきた。