なかなか気づきにくい…「ストレス」のセルフチェック法

自分のストレス状態は、自分自身では自覚しにくいもの。ときどきはチェックをして、蓄積の度合を把握するようにしましょう。

こんなことに気づいたら、ストレス赤信号!

ストレス状態は、自分では意外に気付きにくいもの。以下の項目は、ストレスがたまっているときによく見られる生活・思考のパターンです。ときどきチェックし、ストレス状態を把握していきましょう。

忙しい日々が続いている

仕事や家事などで常に忙しく、翌朝に疲れを残しやすい傾向がある

睡眠に満足感が得られない

よく眠れない。または眠りすぎる。早朝に目が覚めると、それきり眠れない

食欲が変化した

最近、食が細くなった。または、やたらと食べすぎてしまう

1日中憂鬱になることがある

悶々と考え込み、1日中ふさいでしまうことがある

外出が億劫になった

人に会ったり、外で楽しむことが面倒で、1日中部屋にこもることが多い

以前のように趣味を楽しめない

楽しんでいた趣味にも興味を持てず、やる気がしない

常にだるさや肩こりを感じる

体を休めても、だるさや肩こりが解消されない

緊張を強いられる出来事が多い

責任の多い仕事や重要な決断など、緊張を強いられる出来事が増えた

最近、大きなライフイベントがあった

幸不幸に関わらず、人生に関わる大きな出来事や転機があった

胸の内をざっくばらんに話す機会がない

思いのたけを、遠慮せずに話す機会がほとんどない

物事にこだわりやすくなっている

物事にこだわり、「こうしなければ」という思いが強い

周囲に気を使い、評価が気になりすぎる

気を使って笑顔をつくったり、他人の評価を気にしすぎる傾向がある

どちらかというとマイナスに考えやすい

何かを考えるときに、悪い方に悪い方に考えることが多い

自分自身への不満が強い

今の自分を認められず、「自分はダメだ」と思うことが多い

他人や物事に苛立つことが多い

周りの人や出来事にイライラし、怒りを募らせることが多い

やたらに焦ってしまい、落ち着けない

焦って早急に物事を片付けようとし、落ち着くことができない

以上の多くにチェックが入った人は、かなりストレスがたまっている可能性があります。そのまま蓄積されると、心の病気・体の病気を招く可能性があります。

(文:大美賀 直子)

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