アクアライン開通20年 ライブなどで節目祝う

 川崎市と千葉県木更津市を海底トンネルで結ぶ「東京湾アクアライン」(総延長15・1キロ)が18日に開通20周年を迎えるのを記念して、NEXCO東日本と東京湾横断道路は17日、記念イベントを海ほたるパーキングエリア(PA)で開催した。

 記念セレモニーでは、20周年記念アンバサダー(大使)で、タレントの秋元才加さんら関係者が来場者にあいさつ。アクアラインの開通効果や海ほたるの魅力などを伝えた。PA内のスタンプ5種類を集めるとオリジナルの記念品がもらえるスタンプラリーや、プロピアニストによるミニライブ、拓殖大紅陵高校(木更津市)吹奏楽部による演奏などが行われ、盛大に節目を祝った。

 イベントには多くの家族連れらが来場。神奈川県内から木更津市内に行く途中に立ち寄ったという親子は「行楽にとても便利。アクアラインがなかったら、こんなに千葉へ訪れることはなかったと思う」と笑顔で話していた。

 東京湾アクアラインは1997年12月に開通し、ことし9月末現在で1億8千万台、6億2400万人が利用。木更津市の人口増などに貢献するとともに、県内から千葉県への観光の足として利用されている。

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