金正恩氏、金正日氏の6周忌で参拝

北朝鮮の金正恩党委員長が17日、金正日総書記の6周忌に際して、金正日氏の遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。朝鮮中央通信が18日、伝えた。

2011年12月17日に金正日氏が死去して以後、金正恩氏は朝鮮労働党や政府、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の幹部らと命日に参拝してきたが、今回のように1人で参拝するのは初めてだ。

北朝鮮メディアによると、朝鮮労働党や政府、北朝鮮軍の幹部らは17日に参拝した。しかし、参拝時の写真などは公開されなかった。

また、粛清説がある軍最高幹部の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長と金元弘(キム・ウォノン)同第1副局長の名前は言及されなかった。

同通信によると、金正恩氏は、「朝鮮労働党を尊厳ある金日成・金正日主義党に限りなく強化して発展させ、わが国を総書記の生前の念願が実現された強大な国、自主、自立、自衛のとりでによりうち固めていくために総書記の革命戦士らしくいっそう力強くたたかっていく厳かな誓いを立てた」という。

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